Magic Rules TipsよりJosh Stansfieldの“When Sylvan Library collides with Competitive tournament Magic”の翻訳です。EMAで再録される《森の知恵/Sylvan Library》の挙動と、違反した場合の追加措置を、自信を持って答えられますか?

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《森の知恵/Sylvan Library》はジャッジにとって議論のたねであり続けてきた。「実際のところ、このカードはどういう動きにをするんだ?」ってね。加えて、公式の見解も何度か変わっている。総合ルールはこのカードうまく処理しているし、マジック・オンラインのような、カードの区別を人間の処理に依存しないインターフェースだとなにも問題はない。だが現実世界においては、プレイヤーが不適正な選択をしないとは言い切れないのが基本原理だ。そのため特定の種類のカードを選ぶ他のカード(《俗世の教示者/Worldly Tutor》や《神秘の教示者/Mystical Tutor》)の場合は、選ばれたカードを公開してそれが適正であることを示す。

これはプレーヤーの心理に染みついているので、《森の知恵/Sylvan Library》のようなカードは非常に珍しい。「このターン引いたカード」をどうやって証明するというのだろうか。そのカードが公開されておらず、手札の他のカードと混ざってしまったとしたら、手の施しようがない。よってこのカードの取り扱いは、公式に次のように示されている。《森の知恵/Sylvan Library》の誘発型能力でカードを戻したいのなら、このターン引いたカードを、そうでないカードと明確に物理的に区別しておかなければならない。つまり、今ある手札を脇に置いてからドロー・ステップのカードを引いて、そのまま誘発型能力でカードを引き、それからカードを戻す。これなら信頼だなんだと言う必要もない。このターン引いたカードがどれかは明らかだろう。

信頼と言えば、こういう質問があるかもしれない。「カードを引くところをジャッジに見てもらえば、戻したカードが適正であることを証明してもらえるのでは?」ああ、これは実のところジャッジがやるべきことではない。ルールの質問やプレイヤー同士の論争、ゲーム中の誤りなどを取り扱うためにこそジャッジはいるのだ。引いたカードを手札と混ぜてから戻そうとしているプレイヤーを見たジャッジにできるのは、公式のポリシーに従うよう指示することだけだ。

どんなポリシーかって?引っ張ってすまない。基本的には、手札の他のカードと明確に分離されていないカードは、「このターン引いたカード」として選ぶことはできない。対戦相手にとって、それが適正な選択かどうかが確認できないからだ。追加の処置は次の通りだ。まず始めに、何点のライフを支払うのかを決める必要がある。0点なら、これは「非公開カードに関する誤り(HCE)」になる。対戦相手に手札を公開して、その中から2枚選んでもらってそれらをライブラリーにシャッフルする(そして警告が出る)。4点の場合も同様に、1枚戻してシャッフルだ(そして警告が出る)。8点なら、何もない。8点支払いたくなければ、今後同様の過ちを犯さないように気をつけることだね。また、これらはライフの支払いだという点に注意してほしい。つまり、今あるライフよりも多い点数を支払うことはできない。もしライフが3しかなければ、0点を支払うことしか選べない。従って今ある手札から最良の2枚を対戦相手に抜かれることになる。もう分かるだろう…こうなることがないようにしよう。

Josh Stansfield
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