Magic Rules TipsよりTrevor Nunezの“Prerelease Week: The Return of DFC”の翻訳です。両面カードに関する注意事項と新しいルールについて、さらっと解説しています。

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ウィークへようこそ!今回はSOIで帰ってきた二つのメカニズムのうちの一つ、両面カードについて話そう。両面カードは『イニストラード』で登場したメカニズムで、とても人気があったので今回も採用されたのだ!まずは概要をさらっと確認しよう。SOIのブースターパックには両面カードが確定で1枚入っている。両面カードは「サニー・サイド・アップ(太陽の面が上)」で使用する。つまり、太陽のシンボルがあるほうが第1面だ。デッキに入れる際には完全に不透明なスリーブに入れるか、そうでなければ使用している両面カードの数だけチェックリスト・カードを使用して、両面カードとそうでないカードの区別がつかないようにすること。スリーブが透けていないか今一度チェックだ!全ての両面カードは、いくつかの条件を満たした時に変身する。そうなった時、カードを手にとって裏返し、月のシンボルがある面を見せるのだ。ほとんどのカードは第2面のほうが強いが、全く異なるカードになるものだってある!両面カードについて話すことの大半は、それがどのような条件で変身するのかということと、第2面は文字通り戦場以外では存在しないということの2点になるだろう。戦場以外の領域では、単に第1面だけを見る。もし両面カードをコピーする場合(例えば《もう一人の自分/Altered Ego》がある)、見えている面だけをコピーする。両面カードでないカードは変身できないので、《もう一人の自分/Altered Ego》が変身しようとした場合、それは単に何もしない。

しかし、今回のセットから両面カードに関する新しい要素が三つある!一つ目、これまでとは異なり、第2面の点数で見たマナ・コストは0ではない!もし第1面のマナ・コストが(3)(B)(B)なら、第1面と第2面の点数で見たマナ・コストはどちらも5だ。しかしこれには例外がある。もし第2面をコピーした場合、そのコピーの点数で見たマナ・コストは0だ。ちょっとややこしいけど、おそらくSOIのリミテッドで問題になることはないだろう!スタンダードでは要注意だ。

二つ目、変身した状態で戦場に出ることがある。《呪われた魔女/Accursed Witch》《感染性の呪い/Infectious Curse》のような、いくつか新しい両面カードは第2面で戦場に帰ってくることがある。普通は特に問題ないが、第1面の《呪われた魔女/Accursed Witch》のコピーが死亡しても、第2面で帰ってくることはない。かつてのルールでは、《呪われた魔女/Accursed Witch》のコピーになった《クローン/Clone》が死亡した場合、《クローン/Clone》として戦場に帰って来ることができた。しかし今後は、死亡した《クローン/Clone》には何も起こらない。これは『マジック・オリジン』のプレインズウォーカーにも同じことが言える。《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy》のコピーが自身の能力で追放された場合、それは追放領域に留まるのだ。覚えておこう!

三つめは一番奇抜な変更で、ウィザーズはこれを「パタパタしない(No flippy floppy)」と呼んでいる。変身する能力を持っている両面カードが変身する時、その能力がスタックに乗ってから解決されるまでに変身していない場合に限り、変身する。つまり、複数の「自身を変身させる」という能力を一度にスタックに乗せても、変身するのは一度だけだ。具体例を挙げよう。《大天使アヴァシン/Archangel Avacyn》をコントロールしている時に天使でないクリーチャーが4体死亡したとしても、《大天使アヴァシン/Archangel Avacyn》が4回変身することはない。誘発型能力が4回誘発してスタックに乗り、一つ目が解決されて《大天使アヴァシン/Archangel Avacyn》が変身する。スタックに残ったあとの3つは何もしない。もっとも、こんなことはそうそう起こらないとは思うけどね!

両面カードについては以上だ!明日は「潜伏」をはじめとする新しいメカニズムについて、プレリリース向けの記事を書くよ。

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