Magic Rules Tips よりTrevor Nunezの“All About Tree of Perdition”の翻訳です。対戦相手のライフと自身のタフネスを交換する《地獄の樹》の能力について、例を挙げて解説しています。

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今日は、闇堕ちして帰ってきた《解放の樹/Tree of Redemption》こと、《地獄の樹/Tree of Perdition》について話そう。こいつは《解放の樹/Tree of Redemption》と同様に4マナの0/13クリーチャーで、タフネスとライフを交換するという粋な能力の持ち主だ。《解放の樹/Tree of Redemption》はタフネスをあなたのライフと交換したが、黒になって幽霊のように変わり果てたこいつは、タフネスを対戦相手のライフと交換する。つまりどういうことかって?難しい状況になることはほとんどない。この能力が解決されると、単純に対戦相手のライフとこいつのタフネスを確認する。《地獄の樹/Tree of Perdition》のタフネスがその値になり、交換によって対戦相手はその差分のライフを得るか失うかする。仮に対戦相手のライフが20だったなら、7点失って13になり、《地獄の樹/Tree of Perdition》は0/20になる。では、もう少し掘り下げてみようか!

対戦相手のライフを13にすることは問題ないけど、この能力は解決時に《地獄の樹/Tree of Perdition》のタフネスを参照する。基本のタフネスではないことに注意。《地獄の樹/Tree of Perdition》のタフネスを下げることができれば、対戦相手を窮地に追い込むことだってできる。例えば、-5/-5修正を受けていれば対戦相手のライフを8にできる。ただし、ダメージを負うだけではタフネスは減らないことは覚えておこう。10点のダメージを負っていても0/13であることには変わりない。0/3にはならない。

では、どうにかして《地獄の樹/Tree of Perdition》のタフネスを0にできたら、対戦相手のライフを0にできるのでは?できないんだなそれが!交換が行われる前に《地獄の樹/Tree of Perdition》は死亡してしまう。手札に戻されたり追放や破壊されたりして、能力が解決される前に戦場を離れても同じだ。マジックにおいて「交換する」ということは、交換されるものが解決時に存在することが求められる。《地獄の樹/Tree of Perdition》がもう戦場にないのなら、そのタフネスを何かと交換することはできない。もう《地獄の樹/Tree of Perdition》は存在しないのだから!

《地獄の樹/Tree of Perdition》のタフネスを0にすることはできないなら、1にするのがベストだろう。でも《蛙変化/Turn to Frog》ではうまくいかないと思ってないか?。《地獄の樹/Tree of Perdition》を1/1にできるけど、すべての能力を失ってしまうからね。しかし幸いなことに、そうなっても問題はない。能力が一度スタックに乗ってしまえば、発生源からは独立した別物として扱う。 能力を持たない《地獄の蛙》になっていても、起動した能力はちゃんと解決される。それによって対戦相手のライフは1になり、対戦相手はつらいことになるだろう。

最後に、-1/-1カウンターや-X/-X修正との相互作用について話そう。《衰滅/Languish》とか《死の国の重み/Weight of the Underworld》とかだね。対戦相手のライフが20のとき、《地獄の樹/Tree of Perdition》に《死の国の重み/Weight of the Underworld》をつけたとしよう。《地獄の樹/Tree of Perdition》は今-3/11だ。ここで能力を起動すると、交換によって《地獄の樹/Tree of Perdition》の基本のタフネスは20になり、《死の国の重み/Weight of the Underworld》の効果で-3/18になる。そして対戦相手のライフは11になる。 ここでもう一度能力を起動すると、対戦相手は7点のライフを得て18になり、《地獄の樹/Tree of Perdition》の基本のタフネスは11、修正を入れて-3/9になる。このように、《地獄の樹/Tree of Perdition》のタフネスを下げるエンチャントを用いると、これだけで対戦相手のライフをゆっくり削っていけるのだ。

Trevor Nunez

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